2016年01月14日

「一見アナログに見えるトレーニングは、一見科学的に見えるトレーニングに勝てる?」について

みなさんこんばんは!!!


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今日は、かなり番外編で行こうかなと思います(^^)


今日は「一見アナログに見えるトレーニングは、一見科学的に見えるトレーニングに勝てる?」というテーマについてお書きしようと思います。



なんでこんな事を書こうと思ったのかというと、実は今とある映画がやっています。


「クリード チャンプを継ぐ男」という映画で、ロッキーが、かつての盟友、アポロの息子を育成するという映画です。


ロッキー・・・・ご存知ですか?


もう、僕の世代の体育系おじさんは、ロッキーの音楽を聞いて腕立てをしていない人なんていないと言い切れるくらい、トレーニング好きの人間の心を掴んで離さない、まさに伝説とも言える映画です。



個人的には、「ロッキー2」のエイドリアンが子供を産んだ時に、産後のベットで赤ちゃんを横に、もう子供のために引退しようとしていたロッキーに耳打ちで「勝って」(2回言う!!)と言ってからのトレーニングを行うシーンが、人生史上最もどハマりした映画のシーンで、もうそのシーンを再生しながら片手腕立て伏せを何回したかわからないくらい、ビデオテープが擦り切れるくらい見ていました(^^)



但し、インストラクター的に好きなのは「ロッキー3」の、今まで勘でトレーニングしていたようなロッキーに、アポロが科学的なトレーニングや戦い方を教えながら一緒にトレーニングするシーンが好きです。
(あれ見て自転車で15km先のプールに毎日通ったなあ・・・)


そして、今回サンプルに出させていただきたいのは「ロッキー4」です!


ロシアの「ドラゴ」の「科学的なトレーニング」に対して、ロッキーが、冬の山小屋でアナログとも言えるトレーニングをして、最後はアポロの仇を討って、勝つ!!!という映画なのですが・・・



久しぶりにYouTubeで、トレーニングシーン全て見返して見る機会があったのですが、 「ロッキー4」のトレーニングシーンを見たら、「これじゃドラゴ、ロッキーに勝てないよね」と普通に思っている自分がいました。



映画を見た当時の僕は、体育の専門学校生で、マシントレーニングがようやく世間に普及してきたばかりの時期でした。


マシントレーニングは、当時のトレーニングとしては最先端のトレーニングなんだという風潮で、ロッキーが最先端トレーニングに対してアナログトレーニングで勝つのは、所詮映画だかららまあ演出上仕方がないよな・・・・


とおもっていましたし、マシンインストラクターになってからは、あのトレーニングシーンが非科学的に思えて、正直一番嫌いでした。



しかし、パーソナルトレーナーとしてその後いろいろな知識を身につけた今、あのトレーニングシーンを、今日の僕が見てみると、びっくり、ロッキーの方がはるかに科学的?・・・



少なくとも効率的なトレーニングをしている事に気づける自分がいました。


いやあ、未熟だったなあ・・・(^^;


では、何がどうなのか説明していきましょう(^^)


まず、ロッキーが、雪の上でソリを引いて足腰を鍛えるシーンです。


これに対して、ドラゴがレールの上で同じように足を後ろに交互に押してマシンで足腰を鍛えるシーンがあります。


一見マシンのトレーニングが洗練されているようですが、明らかにロッキーの勝ちです!


専門用語で不安定なサーフェイス上のトレーニングといますが、雪の上という足場が悪い状況でひざ関節や股関節をコントロールしながら動かし、負荷をかけるトレーニングは、マシンのような安定した状況でトレーニングするよりも固定筋の動員もおおく、また、ボクシングのような複雑なステップを安定させながら行う必要のあるスポーツには、マシンで同じ軌道を延々とトレーニングしているよりはるかに実践的と言えます。


同じようなトレーニングでドラゴがシーテッドトライセップスエクステンションのマシンでトレーニングするシーンと、ロッキーが、石を入れた重りをケーブルにつなぎ、天井から引っ張りながらトレーニングするシーンを比較するようなカットもあります。


これもロッキーの勝ちです!


ドラゴが悪いというより、ロッキーは、全身で、さらに、前からひねりを入れてスタンディングの体勢から引いています。


別に「上腕三頭筋だけを鍛える」事がボクシングに必要なことはなく・・・・


というより、そもそも立って行うスポーツなので、「立って全身の筋肉を協調させながら力を入れる」ことに慣れた方がよほど、競技特異性にあったトレーニングと言えます。


ストレート、フック、アッパー、全て「立って」、「体をひねりながら」、力を発揮します。


座ってマシンで鍛えるだけより余程競技的な力を養う事ができるでしょう。


ランニングシーンもそうで、ドラゴがトレッドミルで傾斜をつけて走ったり、室内の平坦にランニングトラックを走ってトレーニングするのに対して、ロッキーは、雪道や、川を走ったり雪山を駆け上がるトレーニングです。


これもロッキーの勝ちです!!


雪山、岩場も多いんなか滑りやすい環境だと、とても「同じペース」では走れません。


ジャンプしたり、ゆっくりと様子を見ながら走らざるをえなかったり、飛び降りたりして、全身の筋肉を不定期に、いろいろ動かしながら走る必要があります。


トレッドミルやランニングトラックのような安定した状況でのトレーニングより、よほど負荷がかかります。


しかも、山に関しては登りだけでなく「下り」があります。


下り坂のトレーニングは体重を一回一回支えながら走る必要があるので、筋肉には下り坂の方が負荷がかかるのです。
(専門用語で、筋肉にエキセントリックな負荷がかかるという)



ボクシングのようにどこでどれくらいの強度や負荷がかかるかわからないような競技には、普段から、同じような負荷がかかり続ける・・この場合トレッドミルやランニングトラックですが、それよりも岩山を駆け上がるクロスカントリー走の方が、よほど実際の競技には役立ちます。


最後のスタンディングバーベルショルダープレスも、ロッキーは人を乗せた荷車で、同じ動作をしています。


はい、バーベルを持ち上げるより、人を持ちあげるほうが大変なんです。


なぜならバーベルの重心は変化しないですが、人の重心は変化しますので、これも負荷のかかり方がランダムになるからです。


例えば、バーベルの20kgと、お米や、水が20l入った、しかも形が変化するような袋に入っていたら、はるかに米袋や水が入った袋のほうが持ちづらく、重く感じます。



そういう目でこれらのトレーニングシーンを見ると、ドラゴは常に直線的、もしくはマシンなどの軌道に沿ったトレーニングばかりしているのに対し、ロッキーのトレーニングは常に複雑な動きを伴いつつ、全身の筋肉を動員しながら負荷をかけています。


そう!!


もうトレーニングシーンの時点で、ロッキーの勝ちは決まっていたのです!!!


一見アナログなトレーニングも(おそらく映画ではそんなことを意識しいなかったと思われますが(^^; )こうやってある程度科学的に解釈すると、あながち悪いものではありません。



もちろん何も考えていないアナログなトレーニングがいい!! と言っているわけではありませんよ!!!


これらも平坦な道を走るマラソンの対決だったり、ウェイトリフティングやボディビルディング対決だったら、はっきり言ってロッキーに勝ち目はないです(^^;


まあ、今回はロッキー好きなおじさんトレーナーの妄想がかなり入っている解説と思って、皆さん笑って受け止めてくれると嬉しいです(^^)



ぜひご自身のトレーニングの参考に・・・なるのかな?・・・・(^^;


よかったらユーチューブなどでロッキー4のトレーニングシーンを見みてください(^^)



ではでは!!!!
posted by てっちゃん at 01:11| ガチ筋トレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする