2016年10月08日

スプリントのトップスピードと筋トレの関係について

今日はみなさんとのやりとりについて詳しくご紹介している日となっております(^^)


今日ご紹介するのは、このようなやり取りでした。


Q
ジャンプ力と走る速さは相関関係にあると思うのですが、この記事(後述します)のトレーニングにプラスして正しく走るフォームのドリルを取り入れることでトップスピードは向上するのでしょうか?


A
トップスピードではなく「加速」の向上の方が効果が見込めるでしょう(^^)



Q
リプライありがとうございます。
また極端な話ですが、トップスピードの向上だけを狙っているのであればストライドを広くさせるようなトレーニングをした方がウエイトトレーニングをするよりも効率が良いのでしょうか?




A
ウエィトトレーニングはどちらかというと「加速力」の向上なので、トップスピートならその方がいいです(^^)



ちなみに、この記事というのは、ジャンプ力向上のために、スクワットやデッドリフトを行うのはいいですが、それだけではダメで、クリーンなどの爆発的エクササイズを行いましょう・・・



という記事でした。




ジャンプ力向上のための筋トレ+スプリントのトレーニングにより、トップスピードは向上するのか? というご質問でしたが、僕は「そのトレーニングは加速に対する貢献の方が大きい」と答えさせていただきました。


そしてあくまでトップスードのレベルを上げたければ、ストライドを大きくするようなトレーニングの方がいいとも答えさせていただきました。


なぜか?ですが・・・・


ウエイトトレーニングというのは、そのままスバリ「力」を向上させるトレーニングです。


これをスプリントに置き換えて説明すると、スプリントの時に最も「力」が必要なのは「加速時」になります。


数十Kgの物体を瞬時に時速0Kmから、時速30Km以上に加速させるのに必要なのは、そのまま「力」が必要になります。


クリーンなどの爆発的なエクササイズもあくまでこれで鍛えられるのは「瞬発力」なので、瞬間的に重量物を移動させるのに必要な能力に対しての効果が大きいのです。



また、もう一つ重要なのは、スクワット・デッドリフト、そしてクリーンで使用される・・・つまり鍛えられているのは「股関節伸展筋群」と言って、簡単に言えば足を後ろに蹴る方向の筋肉が鍛えられています。


そう、・・・・後ろに蹴る方向にです。



実はトップスピートの向上において特に重要なのは、後方へのキック力もさることながら、「いかに後方に蹴った足を素早く前方に降り戻せるか?」がとても重要になります。


スプリント選手のタイプにも大きく2種類あって、「ピッチ」で走るタイプの選手と「ストライド」を大きくとって走る選手に分けられるともいます。


かのボルト選手は明らかに「ストライド」の選手ですね。


先のオリンビックで金メダルを取った時も、そのスロー映像を見ると、他の選手とは明らかにストライドの量が桁違いに広いことがわかります。


こういうタイプの選手は加速時があまり得意ではなくスピードが乗ってきた後半に伸びる選手が多いように思います。(もちろんそうでない選手もいますが・・)


このストライドを広くする際には足をいかに素早く、そして高く戻せるかがキーポイントになります。


「トップスピードの向上」には通常アシステッドスプリントというトレーニング法が用いられます。


これは、スプリントをアシストする・・つまり下り坂をトップスピートで走ったり、誰かに引っ張って走ったりするトレーニングです。


これにより通常よりも速い回転ピッチや、長いストライドを身体に身につけさせるトレーニングなんです。



そう、ウェイトトレーニングどころか、むしろ逆に「走る負担を軽く」して「いつもよりも速く走れるようにする」トレーニングがトップスピード向上のためのトレーニングの中心になるのです。



簡単に言うと


※ 「負荷をかけたトレーニングは「加速力向上」のため、

※ 「走る負担を軽く」して「いつもよりも速く走れるようにする」トレーニングがトップスピード向上のため


のトレーニングと理解してください(^^)


甚だ簡単ではございますが、よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!!



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posted by てっちゃん at 01:38| ジャンプ、スピード、アジリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする